(前略)
EPT® 100点に関しては、個人的には〇〇で講師採用される際に英語面接採用試験の中で発音がチェックされていますが、客観的な基準も達成したことが履歴書で示せたことで有利に働いたと個人的には思っています。
どうもありがとうございました。
(中略)
初対面のネイティブと互いに自己紹介する際、名前と数文を私が口にした直後に、ほぼ必ずネイティブが「どこの国にliveしていたの?」と聞いてきます。
英会話学校のネイティブは日本人英語学習者の英語をほめながらやる気を引き出すよう訓練されてはいます。しかしながら、私自身が海外経験1年であることを伝えると、”Seriously?!”などと、社交辞令ではなく本気で驚かれ、例えば、「いや~、日本人でそのレベルの発音をする人は、自分の知り合いでは〇〇という人がいて、彼女はアメリカ生まれで大学までそこにいたから実質ネイティブだし…」とネイティブの話が機関銃のように止まらなくなることも複数回ありました。
この体験から、学校・塾、そして英語教師としては最も発音技能が求められると思われる英会話学校の邦人講師が、発音に厳しい受講生やそのご父兄に対して発音を売りにしていきたいと考えた場合、EPT® 100点は到達目標として最適だと思います。
初見文をどうやったら読めるようになるかを考えて試行錯誤したことや悩んだり練習したことが、総合的な発音力(まだまだ練習が必要ですが 笑)をあげるのにとても役にたったと思います。
会話になって、会話の内容に集中しても、発音が大きくくずれなくなったことや、一般的な英文記事をみても こわい と思わず初見で人前でよめるようになったのも初見文の練習を試行錯誤でしてきたからだと思います。その意味ではこの試験は素晴らしいな と思い、またありがたいなと思いました。
課題文の練習は、スマートフォンの録音機能を使って行いました。何度も読み上げて、前回よりもいいと思えたらその日の練習は終わり。それを2週間ほど繰り返して試験に臨みました。お手本を聞いて真似しようとするのですが、実際に声に出して読んでみると不思議なくらいできません!リズム、スピード、イントネーション、個々の単語の発音、毎回何かが思い通りにいかず、失敗の連続。。。そこで気づいてきたのは、「読めないんだったら、話せるわけはないのでは、、」ということです。書いてあるものですらきれいに言えないのに、頭で処理した文章をスラスラ口に出すということができるでしょうか。しかもきれいな発音で、となると至難の技です。準備を通して、「読む」ということの大切さをあらためて感じることができました。長い文章を声に出すことで、いろいろな側面から自分の発音に関する課題を洗い出すことができるとも感じました。発音は、日本人英語学習者にとって大きな壁の一つです。客観的な目線でそれを測定してくれるこの検定は、とても貴重な機会だと思います。
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